健康になりたいならまずは水をたっぷりと飲むことから始めよう!

カベヤです。

健康になりたいなら、まずは水をたっぷり飲みましょう

当院では患者さんが初めてお越しになった際、「普段、お茶やコーヒーではなく”お水”ってどれくらい飲みますか?」とお聞きすることにしています。

多いのは、

「お茶やコーヒーならたくさん飲んでます」

「水は1日にコップ2、3杯くらいですかね」

と言った回答です。

水が足りません!!!!

もっとたくさん飲んで健康&キレイになりましょう。

水を飲むことで期待できる効果

・腰痛、肩こりの改善 ・便秘の改善

・冷え性の改善 ・むくみの改善

・骨粗しょう症の改善 ・糖尿病の改善

・熱中症の改善 ・頭痛の予防

・眼精疲労の予防 ・脳梗塞、心筋梗塞の予防

・肌を健康に保つ ・疲労回復を助ける

・禁煙を助ける ・ダイエット効果

・リラックス効果 ・イライラ解消効果

・がんのリスク軽減

今回は、人間にとってめちゃくちゃ大事なお水の話をしていきます。

ちょっと長くなるので、飛ばしながら気になるところだけ読むといいかもです。(笑)

人間の60%は水

僕ら人間の半分以上は水分なんです。

この大量の水によって全身に栄養や酸素が運ばれていき、新陳代謝や体温調節などの生命維持機能が働いています。

人間に一番多い成分は水、次にタンパク質です。(タンパク質は20%くらい)

赤ちゃんの時は水分が80%くらい。

大人になれば60%くらい。

還暦を過ぎると50%くらいに減少します。

歳を重ねるごとに水を飲む習慣が大切になってきます。

1日にどれだけの水が出ていってるの?

主におしっことして水分を排出しているわけですが、僕たちは呼気や汗なども含めれば1日に2.5リットルもの水分を失っています。

夏やスポーツ時などの要因で余計に水分を失うときもありますし、生活パターンや体調によっても様々ですが、基本的にはこんなにもたくさんの水分を失うわけです。

せめて失った分は摂らないと

人間は体内の水分の20%を失うと死に至ると言われています。

単純計算すれば、3日で失います。

実際には調整機能が働くのでもう少し生きられると思いますが、水が無ければ1週間も生きられないのは事実です。

1週間何も食べなくても死ぬことはまずないです。

それだけ、人間にとって水は大事ってことです。

ちなみに、1.36%失われるだけで集中力の低下、頭痛などが現れると言われています。

最低でも失った分くらいは補わないといけないわけですが、摂取する方法は様々です。内訳はこんな感じになってます。

食べ物からも水分が摂れるので、あまり飲んでない人でもなんとかなっているんですね。

必要なものを届けて、いらないものを排出しないといけない

水は全身をぐるぐるとめぐっており、栄養と酸素を届けています。

もちろん筋肉にも必要なものが届けられており、水が充分にめぐっていないとマズいです。

筋肉は毛細血管によって栄養されているので、血液がサラサラの状態でなければ流れが滞ってしまいます。

酸欠を起こして、筋肉が”コリ”と言われるカチカチな状態になってしまうんです。

反対に、栄養や酸素とは違って、体の中にはいらなくなったものもあります。

疲労物質などの老廃物は早いとこ体外に排出しないと、痛みの原因などになったりします。

これらを回収して排出するのにも水が必要となります。

主に便や尿で体外に排出するわけですが、この

・届ける

・回収して排出する

サイクルのことを新陳代謝です。

新陳代謝は加齢とともにスピードダウンしますが、お水が飲めてない人はさらに遅くなります。

3か月後の自分は別人!?

新陳代謝は繰り返され、僕たちの細胞は常に生まれ変わっています。

胃腸は約5日

心臓は約20日

皮膚は約28日

筋肉は約60日

骨は約90日

実際には加齢や、水不足、栄養不足でスピードダウンします。

水を飲んだからと言ってすぐに身体が回復するわけではないですが、コツコツと取り組めば3か月後のあなたは別人かもしれません。

逆に、今の自分を作り上げているのは3か月前の自分の生活習慣なんだということと、それの積み重ねと言うことですね!

3か月後の自分のために水を飲みましょう!

痩せるためには水を飲んで!

「水を飲んだら痩せる」は科学的にも実証されています。

ドイツ栄養研究所では、水を500ml飲むとエネルギー消費量が30%高まり、その効果が10~40分後にピークに達することが報告されています。

水を飲めば消費エネルギーが増え脂肪が消費されるという事です。

 

水じゃないとダメなの?

水を飲んでくださいとお伝えすると、決まって

「コーヒーならたくさん飲んでます。」

「ビールたくさん飲みます。」

「水じゃないといけないの?」

「お茶じゃダメ?」

と言われます。

残念ながら、当院では水分なら何でもいいとは言っておりません。

できれば水を飲んでください。

 

以下、よくある質問を紹介しておきます。

 

例えば何が良くないの?

最悪なのが、砂糖を多く含んだ飲み物です。

スポーツドリンク、コーラなどの炭酸飲料、野菜ジュース、カルピスなどの乳酸菌飲料、エナジードリンクなどには糖質が多く含まれていることがあります。

ラベルの原材料表示を見るとわかるのですが、”多く含まれる順”に並んでいるので最初に砂糖や果糖ぶどう糖液糖などと書かれていたら最悪です。

糖質を摂りすぎると、痛みやアレルギーや気分のむらなどのあらゆる症状が強くなります。

さらに、糖質は血管をボロボロにします。筋肉も柔軟性を失います。

揉み返しや筋肉痛がひどい人がいますが、そういった人は当院では糖質の摂り過ぎやタンパク不足を疑います。

それだけじゃないですが、長くなるので糖質についての詳しいお話しはこちらの記事をお読みください。

https://kagayakiseikotsu-nagoya.com/2020/05/01/toushitsu-izon/

 

お茶、コーヒーならいいの?

お茶、コーヒーなら糖分はないのでいいか?というと、そうでもないです。

これらはメリットもあるのですが、水分補給という点ではNGです。

特にコーヒーにはカフェインが含まれているので、利尿作用が強く、体から水分を失う作用があります。

さらに交感神経が興奮してしまうのですが、そもそも慢性痛を抱えている人は筋肉がカチカチになってます。

交感神経が興奮するとそれをひどくさせてしまうので、お勧めできません。

 

ノンカフェインならいいの?

もちろんカフェインがたくさん入っているよりは断然いいです。

麦茶やルイボスティーなどは緑茶やコーヒーに比べて水分補給に適しています。

ただ、水に比べれば分解、吸収までに時間を要するので、やはり水の方がいいかな、、、というのが当院の方針です。

ミネラルは食事で摂る、足りなければサプリメントで補う、という形が良いと思います。

熱中症に関しては、これこそ食事でしっかりミネラルを取っておくべきで、現代人の食事は精製された炭水化物ばかりで栄養をろくに摂れていないことが問題です。

いろいろ言いましたが、お茶やコーヒーには良い作用もあるので、水分補給としてではなく、食事中や食後に飲むのが良いと思います。

 

アルコールは?

アルコールは脱水を起こします。利尿作用が強いこともあるのですが、アルコールを分解する時に水分を必要とします。

1リットルのビールを飲めば、1.1リットルの水分を失うと言われています。

飲む前、飲んでいる時、飲んだ後に水を飲むと良いです。

運動後やお風呂上り、サウナの後にお酒を飲むのは非常に良くないのでやめましょう。(めちゃくちゃうまいけどね。。。(笑))

 

炭酸水は?

炭酸水は水として捉えていただいても差し支えありません。

炭酸水とは、砂糖や香料の入ったものではなく、二酸化炭素ガスが入っているもののことです。

”ボーア効果”という作用によって血流が広がるので、腰痛や肩こりの方にはオススメです。

ただ、胃の血流が良くなることで食欲が増進され食べ過ぎてしまったり、炭酸水はキンキンに冷やすことが多いので体を冷やしてしまい腸の働きが弱くなってしまうことが心配されます。

ダイエット中の方は食欲に気を付けつつ、もし冷たいものを飲み過ぎた場合はその後にあたたかいお白湯を飲んでおくと良いでしょう。

 

水をたくさん飲むとむくむのでは?

1日2リットル程度の水でむくみや水太りというのはあり得ません。

むしろ、水分量が低下している人ほど身体が水を溜め込もうとするので、むくみます。

正常な腎臓であれば、1時間に1リットル程度は問題なく処理できます。

1時間で1リットルも飲むことはないと思いますが、むくみがある人ほど水を飲む習慣を身につけましょう。

 

頻繁にトイレに行ってしまうので困る

水を増やした時にトイレの回数が増えすぎてしまう場合、要因は3つあると思います。

①急に増やし過ぎ

普段から少ない水分でやりくりしてきた体に、急に大量の水を与えてしまうと処理できません。

おしっことして出ていくか、むくみや消化不良などの不調をきたす場合もあります。

慢性的な水不足に陥ってしまっている人については、まずは1日かけて1リットル。

少しずつ増やしてくと良いでしょう。

②一気飲みし過ぎ

グビグビっと飲み過ぎると、トイレの回数が増えます。

なるべくちびちび飲んでほしいので、できれば150mlを30分から1時間かけて飲むくらいのペースで飲んでいきましょう。

③膀胱の伸縮性が低下している

膀胱は風船のようなもので、おしっこが溜まってくると膨らみます。

これが加齢によって硬くなって膨らまなくなるので容量が減ってしまうのですが、実は、ある程度おしっこを我慢して膀胱におしっこを貯めるという事をしないといけません。

これを膀胱訓練と言いまして、やりかたは”尿意を1回か2回程度スルー”です。

これを意識して生活すると次第に鍛えられると思います。

他にも、股関節が内側にねじれていたり、出産などで骨盤底筋が弱くなることで頻尿や尿漏れを起こすことがあります。

姿勢を整えたり、インナーマッスルを鍛えておくことも大事です!

 

おしっこは1日にだいたい10回以内、理想は7回くらいの回数になってくればいいかなと思います。

 

水道水でもいいの?

日本の水道水は世界的に見てもかなり安全なので大丈夫だとは思うのですが、1日に大量に飲むとなるとやはり塩素や重金属類などが気になる方もいると思います。

浄水器を使うなどすると良いでしょう。

かべやの個人的意見としては、水道水はおいしくないので嫌いです。(笑)

 

硬度ってなに?

水1リットル中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を数値化したものです。

多ければ硬水、少なければ軟水です。

日本の天然水は加熱殺菌が義務付けられており、基本的に軟水が多いです。

反対に、海外の天然水は硬水が多いです。

 

硬水がいいの?軟水がいいの?

どちらもメリットがあります。

目的に応じて水を選ぶと良いでしょう。

ざっくりとまとめるとこんな感じです。

軟水

・美肌作り

・デトックス

・血液サラサラ

・しわ予防

飲みやすく、身体への吸収がスムーズな軟水は日常的に飲む水としては申し分ありません。

基本的には軟水と考えてください。

硬水

・ダイエット

・便秘解消

・骨粗しょう症

・血糖値改善

カルシウムは脂肪の燃焼を促進したり、不安やイライラの解消に役立ちます。

マグネシウムは腸内の水分を引き寄せて便を柔らかくしてくれます。

日中の活発な時間帯に摂取するのがオススメです。

炭酸水はどう?

炭酸水も、目的によって飲み分けると良いです。

炭酸水

・冷え改善

・便秘解消

・食欲増進

・腰痛、肩こり

血液中に二酸化炭素が増えると「酸欠」と勘違いして血管が広がり血流が促進されます。

冷えや、血行不良による慢性的な腰痛や肩こりには効果が期待できます。

コップ一杯程度の炭酸水で食欲が増進されます。

アルカリイオン水って?

アルカリイオン水をよく目にしますが、理解できている人は少ないかもしれません。

アルカリイオン水

・胃腸を整える

・生活習慣病予防

・疲労回復

・美肌作り

ph値という表示を目にしたことはありますか?

水素イオン濃度を表す指数です。

1から14で表され、1が酸性14がアルカリ性、真ん中の7が中性です。

人間の体液は健康であれば7.4くらいの弱アルカリ性です。

疲労などによって体液が酸性になってくると不調をきたします。

それをアルカリ性に戻してくれるのがアルカリイオン水です。

水を電気分解することでph9~10ほどの弱アルカリ性電解水がつくられます。

アトピー、血糖値や体脂肪のコントロール、学習能力の改善、二日酔いの改善などにも効果があると言われています。

疲れている時に飲みましょう。

オススメの水は?

当院では施術前後にしっかり水を飲んでいただくようにお願いしております。

特に施術後は血流が良くなっているので水を必要としていることと、吸収が良くなっているので良いお水を飲むことが大切です。

そこで、受付にてお水を販売しております。

基本的に、

・ファストプロウォーター

・超硬水

・炭酸の硬水

をその時のかべやの気分でチョイスしたものを置いております。

ファストプロウォーター

引用:https://www.esthepro-labo.com/products/granpro/fpw.html

これはとにかくまろやかで飲みやすいです。

エステプロラボさんこだわりの水で、当院でも自信をもってオススメできるお水です。

かなりこだわっておられます。

引用:https://www.esthepro-labo.com/products/granpro/fpw.html

本来水と油というのは混ざりにくいのですが、ファストプロウォーターは脂肪が溶けやすいのが特徴です。

つまり、脂肪と一緒に体の外に出ていきやすいという事です。

ファスティング時は有酸素運動時の約100倍のスピードで脂肪燃焼が行われるのですが、ファスティングサポート用に開発された水というのも納得です。

引用:https://www.esthepro-labo.com/products/granpro/fpw.html

水にこだわるモデルさんなど多くの著名人が日常的に飲む水として愛飲しています。

ファスティング中の方はもちろん、施術後の水分補給、ダイエット中の方、硬水が苦手な方、体質改善中の方などすべての方にオススメです。

エステプロラボ商品はサロン専売品でして、院内でのみ販売となります。

定期購入もできますのでご相談ください。

ファスティングについてはこちら

超硬水

ヨーロッパには硬水が多く、ダイエット中の方や免疫力が低下している方、便秘の方なんかにオススメです。

この記事を書いている時点ではクールマイヨールという超硬水を置いております。

硬水は飲みにくいと感じる方が多く、いきなり超硬水を飲むよりも硬度の低いものから慣らすと良いかもしれません。

個人的感想ですが、コントレックスよりは飲みやすくて好きです。

ミネラル補給にもってこいです。

クールマイヨール500ml×48本

炭酸の硬水

日本にいるとあまりピンときませんが、海外には天然の炭酸水がたくさんあります。

飲みにくい硬水でも、炭酸にして冷やすと爽快感があり、かなり飲みやすくなります。

便秘の方は一度朝起きてから午前中までの水分補給として炭酸の硬水を試してみていただきたいです。

血流が良くなるので、腰痛や肩こりなどの慢性的な痛みとも相性が良いです。

かべやは個人的にサンペレグリノというお水が大好きです。

泡が非常にきめ細かく、食事を引き立ててくれます。

サンペレグリノ500ml×48本

 

いろんなお水を飲んでみて、好みのお水や身体の変化が分かるお水を探してくのも楽しいですよ!

お水はお金もそんなにかからないですし、非常に重要で、効果も絶大です!

いろいろな健康法がありますが、まずはしっかりとお水を飲むところから始めてみましょう!

 

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